紅白歌合戦に2年連続出場し、ボーカルの鬼龍院翔さんは「情熱大陸」に出演。ライブをすれば、大阪城ホールや横浜アリーナのチケットが即完売。ソフトバンクやミスタードーナツのCMにも出演し、国民的人気を確立。2010年代を代表する超人気ビジュアル系バンド、金爆ことゴールデンボンバーですが、彼らは何故人気があるのか?ゴールデンボンバーの人気には、僕たちサブカルこじらせ男子がモテる為のヒントがたくさん隠されていたので、今回はそれを共有したいと思います。


■カッコ良くて面白い

僕も数年前に大阪城ホールのライブに行ったことがあるんですが、予想をはるかに上回る面白さだったのを覚えています。3時間という長丁場を全く飽きさせることなく、たくさんの笑いと感動を与えてくれました。鬼龍院翔さんのオールナイトニッポンにGacktさんがゲスト出演した時に披露された、GacktさんがYOSHIKIさんに「他のバンド連中も金爆のライブ観に行くべき!」と話したというエピソードも納得です。で、この∨系の大御所2人は、他の∨系のバンドに「人を楽しませる思い、気持ちを忘れてる奴らが多すぎる」という苦言を呈していた訳ですが、これって僕たちの恋愛にも言えることですよね?ルックスに自信がある人は、とかくナルシストで「俺様」意識が強く、周りの人を楽しませる意識に欠けている人が多いです。でも、こういう自分のルックスに胡座をかいた男性は、最近モテにくくなっています。恋愛における「コミュ力の重要性」は誰もが知るところですが「人を楽しませる気持ち」というのはコミュ力UPに繋がるモテる為の大事な心がけだと思います。ちなみに「面白い」を求める流れは、ルックスや楽曲の良さだけではなかなか売れにくくなった∨系バンド業界内で加速しています。大阪でも「マイナス人生オーケストラ」というバンドが人気上昇中で、僕もアーバンギャルドとオーラルヴァンパイアの対バンで出演しているのを観たことありますが、非常に楽しませるライブで良かったです。


■良いモノを柔軟に取り入れる

ゴールデンボンバーの有名な特徴の1つとして「エアーバンド」というのがあります。「エアーバンド」という手法は、他の真剣にやってるバンドやコアな音楽ファンにはなかなか受け入れ難いものがあると思います。でも、「ロック = 常識への反逆」とするならば、これ程のロックンロールはないです。そして、多くの反感を買いながらも、2年連続紅白に出演できるほどに人気を得たのは実に痛快と言えます。で、「エアーバンド」なのに何故売れたのかと言えば、やはり「人を楽しませる思いの強さ」があればこそですし、「良いモノは良いと素直に取り入れる柔軟性」による所が大きいです。モテない人に限って自尊心が強く、モテる人を妬んでばかりです。他人の良いところを素直に認め、自分の中に取り込んでいく事もモテる為に大事なことです。もちろん、他人の良い部分を表面だけ取り入れても「パクリ」だと非難を浴びるだけです。鬼龍院翔さんは名曲の歌詞やタイトル、アレンジを引用していても、そこに「音楽への愛とリスペクト」があるからこそ、GacktさんやYOSHIKIさんに認められているのです。僕たちも他人の長所を参考にする時、その人への敬意を忘れてはいけないですね。

キリショー自伝
これも愛あるオマージュです…


■ライトな下ネタ

極小ビキニで登場し、股間をイジられる樽美酒研二さんや、いきなり「おっぱい!」と叫ぶ喜矢武豊さん。金爆のメンバーは皆、陽気な下ネタが好きです。そして、その下ネタがファンの女の子に評判が良かったりします。リアル過ぎたり、相手を傷つける下ネタはドン引きされますが「ライトな下ネタは女の子との親密感を高める」ので、飲み会などでは積極的に使って良いです。ちなみに、オールナイトニッポンにゲスト出演したGacktさんは、鬼龍院さんに横浜アリーナのライブで「射精!」と叫ぶようアドバイスしてました。


■欠点をさらけ出す

ゴールデンボンバーはよく自らの欠点をネタにしてます。たとえば、鬼龍院翔さんなら「頭がでかい」「すきっ歯」「ダサい」など、喜矢武豊さんの場合は「髪が薄い」「音楽のセンスがない」など、ライブのMC中にもメンバー間でよくイジってます。あえて自分の欠点をさらす事で得られるメリットは意外と多いです。それは「ギャップ萌え」だったり「母性本能をくすぐる」だったり「完璧じゃない事への共感」だったりします。先の「面白い」同様に「カッコいい自分」が大好きな他のV系バンドの人たちは、なかなかコレができません。


■下積みが長い

ゴールデンボンバーは「女々しくて」のヒットで急に露出が増え、お茶の間でも認知されるようになりましたが、結成は意外と古く、2004年です。アルバムがオリコンチャートでトップ10に初めて入ったのが2010年ですから、5年以上の下積み期間があるわけです。PerfumeやAKB48も、ブレイクするまでの間に長い下積みがありました。だからこそメンバーの結束が強かったり、総選挙で含蓄のある発言が飛び出したりするのだと思います。僕自身も今の自分があるのは、これまでの苦労の過程(「5年の片思いと5股時代」参照)があるからだと思ってます。今は全くモテない人も前向きに努力し続けることが大事ですし、「苦しみ悩んだ時期があるからこそ得られるモノもある」というのは真実だと思います。


以上、ゴールデンボンバーの人気の秘密を書いてきましたが、全て個人の恋愛にも活かせる内容なので、是非参考にして欲しいです。



ゴールデンボンバーのボーカルだけどなんか質問ある?
鬼龍院翔
ユークリッド・ミュージックエンターテイメント
2012-06-20




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