痴女やレズを題材にした作品を中心に発表しているAV監督であり、「すべてはモテるためである」「恋とセックスで幸せになる秘密」の著者としても知られる二村ヒトシさんの新著「淑女のはらわた」を買いました。内容は、犬山紙子、川村エミコ(たんぽぽ)、小明、まんしゅうきつこ、荒牧佳代、はあちゅう、ジェーン・スーという7人の淑女たちとの対談集です。犬山紙子さんやはあちゅうさんのようにananなどで恋愛コラムを連載している女性の恋愛談義に意外性はありませんが、川村エミコさんやまんしゅうきつこさんが恋愛について語るのはかなりレアではないでしょうか?僕はこの面白いラインナップに惹かれて購入したわけですが、最初の数ページを読んで、少し反省しました。
「多くの人は恋やセックスで心の穴を埋めようとするけれど、埋まらないだろう」というのが僕の考えなのですが、その穴があるから相手を好きになってしまうわけで、その“お互いの穴”を理性で分析するのではなく、なるべく感情で肯定しあって、ジェーンさんの言う“女と男の間の溝”のほうを埋めていきたいです。
(「はじめに」より) 
 なるほど。恋愛本を読んでいると、ついつい異性の特徴を分析して、攻略してやろうという方向に意識がいきがちですが、お互いを肯定し、思いやる気持ちって大事ですね。興味本位で手に取った「淑女のはらわた」ですが、“女と男の間の溝”を埋めるべく、しっかり真面目に読もうと思います。





 


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