昨晩はAV監督バクシーシ山下さんが発禁&絶盤になった傑作レアAVを上映と解説するオールナイト企画「発禁絶盤アダルトビデオの夜明け」に行ってきました。

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5時間ぶっ通しでAVを観るなんて言うと、それはもうエロエロ悶々とするだろうと思うかもしれません。でも、さすがビデ倫を通らなかった作品群だけあって、ぶっ飛びまくってて、エロい気持ちはほとんど湧きませんでした。昨晩上映された作品は以下の通りです。


■死ぬほどセックスしてみたかった。【未発売/関西初上映】(1994年制作/V&R)
 
不慮の事故で亡くなったAV女優の足跡を辿るドキュメンタリー作品…と思いきや、後半は怪しい霊能師に女優の現在の心境を語らせたり(まるで幸●の科学)SM嬢に墓石を調教させたり、とんでもなくカオスな方向に。最後は真性Mの男優と「有名になりたい」というイタい女優がスカトロプレイをした挙句、一緒に亡くなったAV女優と同じ交通事故を追体験するという気が狂ってるとしか言いようのない展開で終了。


■SMワイドショー マゾに気をつけろ!【絶盤】(1996年制作/V&R)

M自慢の人たちが他のMの人のプレイを観てダメ出しをして、自分のMっぷりの方がすごいとアピールするというもの。この作品にも「死ぬほどセックスしてみたかった。」の真性Mの男優が出てるんですが、彼がフィリピンのキリスト復活祭で十字架に磔にされる儀式に参加したシーンが問題になってお蔵入りしたとのこと。AVの撮影だとバレる前に各局ワイドショーで紹介されており、その当時の映像を観れたのは貴重でした。


■逆ナンパしちゃった!? 青木ヶ原樹海編【絶盤】(2004年制作/ナチュラルハイ)

今回のイベントの極めつけがコレ。富士の樹海で自殺志願者をみつけ、逆ナンしてセックスして自殺を思いとどまらせようという企画。ところが、自殺志願者がトンとみつからず、自殺死体の方がみつかる始末。で、その死体の横で男優と女優がセックスするんですが、当然流通作品には死体にはモザイクがかかります。でも、販売前に作られた予告映像にはモザイクが入っておらず、今回はその予告映像を観た後に本編を観ました。死体は劣化が激しく、原形を留めてなかったので、意外とグロさを感じることはありませんでした。


こんな感じで発禁・絶盤作品を立て続けに観たわけですが、バクシーシ山下さんの作品って世間的にタブー視されているテーマや素材を扱っていますが、いずれもユーモラスかつ叙情的で、山本直樹さんの漫画にも通じるエロスを感じました。正直「死ぬほどセックスしてみたかった。」のスカトロシーンは正視するのが厳しかったですけど、また大阪で同様のイベントがあれば、行きたいと思います。

ちなみにイベント終了後、物販にてバクシーシ山下さんの著作を購入してサインもらいました。

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