このブログでは基本的に、一般的なモテ方というよりも、サブカルこじらせ男子が自分の特性を活かして、効率的に理想の女性と出会い、恋愛を成就させることに焦点を絞った内容を書いてます。僕自身、他人に合わせるのが苦手で、無理に周りに合わせてモテようとしたこともあったけど、辛いばかりでロクな成果を得られなかった過去があります。で、逆にサブカル属性を上手くアピールすれば、類は友を呼ぶの法則で、同じ趣味や感性の女子と仲良くなれたので、そういう自分らしい方法を書いてるわけですね。ただ「自分らしく」とは言うものの、一切成長せずに我を通すのが良いのかと尋ねられると違います。「サブカル女子と上手に会話する方法」でも、己の知識をひけらかしたい欲求を自制すべきだと伝えました。自分の趣味や感性はそのまま変えずとも、人としての成長は最低限必要なのですね。というわけで、今回は知識自慢と並んで、サブカルこじらせ男子にありがちな欠点について指摘し、改善を奨めたいと思います。


■マニアックは正義ではない

EXILE、宮﨑駿、ハリウッド映画、月9ドラマ、ディズニーランドなど、メジャーなアーティストや作品を条件反射的にディスるサブカル者って多いですよね。で、そういう人は100%間違いなく、自分の好きなマニアックなものの方が高尚であるかのように語ります。あと、今まで応援していた無名なアーティストがメジャーデビューしたり、ヒット作を生み出した途端、「アイツは終わった」みたいな言い方でディスりだす人もたくさんいますね。でも、それっていかがなものかと思うのですよ。たとえば、Perfume、ももクロ、ゴールデンボンバーは、いずれもブレイクするまでは、サブカルもしくはキワモノ的なアーティストとして扱われておりました。また、大ヒットした「モテキ」、日本アカデミー賞を受賞した「桐島、部活やめるってよ」はサブカルこじらせ男子を取り上げた映画ですし、日本中に一大ブームを巻き起こした「あまちゃん」は毎回サブカルネタの宝庫でした。サブカル的なもの全てが、メジャーフィールドで通用しないなんてことはありません。逆に大衆に迎合したもの、王道的なもの全てがヒットするとも限らないのです。だから、流行っているものに飛びつくのは無条件でダサいとか、マニアックなものを知っている方が絶対イケてるとか、そういう勘違いはやめた方が良いです。少なくとも、流行っているものというのは、多くの人間の心を打っているという点で価値があります。そこをまずリスペクトすべきです。好き嫌いは個々人の趣味の問題ないので良いですけど、自分が嫌いだという理由だけで、アーティストや作品を嘲笑したり、貶めるのはいただけないですね。


■食わず嫌いはやめよう

とりあえず、よく知らないのに、イメージだけで嫌いになったり、悪く言ったりするのはやめましょう。しっかり作品や本人を見てみると、印象が変わることは往々にしてあると思います。仮にじっくり触れてみた上で好意的に捉えられなくても、自分の好みに合わないだけですし、これを好きだという人種が世の中に存在するということ受け入れましょう。僕も若かりし頃は、世間的にウケているものへの抵抗感というのがありました。まぁ、わかりやすいこじらせっぷりです。でも、近年はメジャーマイナーで先入観を持ったりしないように気をつけてますし、自分の好みじゃないものでも、多くの人に受け入れられているものについては素直に「スゴイなぁ」と思います。ちっぽけな自尊心のために過剰に排他的になっても、敵が増えるだけで良いことないです。


■好きなものは好きと言おう

あと、サブカルこじらせ野郎にありがちなのは、本当はそのアーティストや作品が好きなのに、たまたま世間で流行ってたり、ベタなもの扱いされてたりすると、マニアックな自分というアイデンティティを守るために、それらを受け入れるのを無理して拒絶するというケースですね。流行りものやベタなものに飛びつく自分はダサいと思ってしまうんでしょうけど、くだらないプライドを守るために素直になれない方が余程ダサいです。「好きなものは好き!」と言える気持ちを抱きしめていきましょう。素直な気持ちと他者を受け入れる寛容さはモテに必須です。その2つが、いつか愛する誰かを守れる強さに繋がるんだとか言っちゃうと、適当過ぎますかね?

関係ないですが、槇原敬之さんって、ある種マイノリティの人なのに、ヒットソング連発のポップミュージシャンというのがスゴイし、素敵だと思います。


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